11月7日金のお弁当


本日のメニュー
 ピーマンの肉詰め(フライ)
 ひじきのサラダ
 ジャガイモのカレー煮
 わかめの酢のもの
 おでん
 白菜あえもの


最近になり、午後の床そうじを一人でもできるようにと、見守られながら取り組んでいる利用者がいます。
作業は、①床に水をまく②ブラシでみがく③水きりで余分な水を取り除く
がおおまかな作業の流れです。
以前からも取り組んでいるので手順はよくわかっています。しかし用具にたいして、持ち方や姿勢などがどうしてもうまく決まらず、②や③では力が入りにくかったり、上手に用具を扱えていない印象がありました。
「もっと力をいれて」とか「握り方はこうだよ」など、いろんな声かけをしてずいぶんと改善してきましたが、今日になり「おやっ!」と思うほど上達しました。

③が終わり、利用者は「終わりました」と報告に来ました。しかし水が十分に切れていません。
もう1回やるように伝え、また「終わりました」と報告。やっぱりまだ切れていません。
最後に彼は水切りの道具を持ちながらみずから「ふーーん」「うーーん」など声を出しながらやり始めたのです。そうするとどうでしょう。みごとに床の水切りが出来るようになりました。

彼は自分で作業のコツをつかみました。今の自分の力では「ふーーん」や「うーーん」というくらいの力を出すくらいで丁度よいことがわかるようになった瞬間でした。

これから回数をかさね、余分な力をいれなくても(逆に体力もつけないといけないこともありますが)適度の力が入りさらに上達することを想像すると期待がふくらみます。