午後の光景

クッキー班のメンバーは、弁当回収に合わせて、その日のクッキー製造で使った布巾を洗濯してもらうために、ポレポレにもって行きます。
普段は仕事場所が離れているので、なかなか顔を合わせることがありません。
同じポレポレですが…
そんな環境でも、一日一回ポレポレに行くことにはいろんな意味があると思っています。
これはいつもの午後の光景ですが、
回収してきた弁当や洗濯物を、クッキー班のメンバーは、弁当班の利用者さんに
「○○さん、よろしくお願いします。」と必ず自分達で手渡しをされます。
その時職員は自分の持ち場を離れず、利用者さんを見守り、戸惑われる時には、上手くできるように促すだけにするよう心がけています。
初めのころは慣れない顔ぶれや環境に、どうしていいか分からない様子も見られました。
今では、すっかり自分たちの仕事だという位置付けもできているように思います。
あるクッキー班の利用者さんは、いつも笑顔で迎えてくれる弁当班の利用者さんのところに真っ先に行き、握手を求め、あいさつを交わされます。この時を、とても楽しみにしておられるようで、弁当班の利用者さんもニコニコ笑顔で答えておられ、とても微笑ましい光景です。
お互いが安心感を与えられる、いい関係だな〜と見ています。
弁当班とクッキー班がもっと近くだったらな…と思うこともしばしばですが、こんな信頼関係も離れているからこそかもしれません。

久保田